どうも。トッキーです。

ダラダラと色々な事を書いていきます。基本はくだらない話です( ´ ▽ ` )ノ

「精神」

 

こんばんは。トッキーです。

 

今日は前から気になっていた映画を観れたので、その感想を。

普段はTwitterで済ませるのですが、書きたい事が色々あったので久々にブログを更新^_-

 

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「精神」

監督:想田和弘

 

2009年劇場公開の映画なのですが、

簡単にご説明すると、精神科診療所「こらーる岡山」、そこに集まる患者たちに密着したドキュメンタリー映画です。

 

この監督、以前に「選挙」とゆうその名の通り選挙についてのドキュメンタリーを撮って話題になったそうなんですが(まだ観てないですけど)、その第2弾がこちら。

 

「こらーる岡山」に集まる様々な患者。

自殺未遂を繰り返す人、秀才すぎた故に周りから「頭がおかしい」と言われた人、体を売りながら子供を育てた人、子供から縁を切られた人、心に傷に抱えた様々な人たちが出てくるのですが、僕が1番興味深かったのは自分が産んだ子供の首を締めて殺してしまった母親。

 

多分だいたいの方は普段からテレビで小さい子供の虐待死のニュースなんかを観ると、「育てる覚悟も無いなら子供を産むな!」って思ったりしてしまうかと思うんですよね。

もちろん僕も子どもを育てたことなんかありませんけどそう思います。

 

ただこの自分の子供を絞め殺してしまった母親、毎晩子供の夜泣きに悩まされ、夫に相談しても助けてくれない、母親も助けてくれない、医者に相談しても「あなたの育て方が悪い」と言われる始末。

そして気づけば子供の首を締めていたとの事。

 

人を殺す。

もちろん絶対にやってはいけない事ですけど、

この人も周りに誰か助けてくれる人がいれば違う人生を歩めたんじゃないですかね?

 

僕は人を殺したり出来るような人間は、

先天的に普通の人と違う何かを持って産まれてくるって考えていたんですが(言って良いことではないとは思いますが)、

いわゆるまとも人間にも、おかしくなってしまう境界線って物が存在するんだと思いました。

冷静に考えたら当然かもしれませんが。

肉体の異常は周りも自分でも割と簡単に気付くのかもしれないけど、精神の異常は周りも自分もなかなか変化に気付かなものなのかもしれません。

 

そもそも「まとも」って何?

「おかしい」って何?

 

劇中で「心に病を抱える人の現実は、健常者から見ればカーテンの向こう側の世界」だと語られていましたが、本当にそうなんですかね?

死ぬまで体が健康なまま過ごす人はいるかもしれないけど、人の精神って肉体よりももっと簡単に壊れてしまう物なんじゃないですかね?

 

僕は普段「仲間なんていらない」とか、「1人の方が楽」と言ったりしてしまいがちです。

正直その気持ちも半分本当で半分は強がりの気持ちもあります。

どこかで間違えば、思い悩んで、この映画に登場する人たちと同じような事になっていたかもしれないし、決して他人事では無いのだろうなと感じました。

 

公開されたのが8年も前なので、この様な生活に支援が必要な人たちを取り巻く環境も現在はだいぶ変わってしまっているかもしれないし、決して人にオススメする作品ではないですけど、気になった方はぜひ「カーテンの向こう側の世界」だと思わずに観てください。

 

それでは今日はここらへんで^_-